■総評
第13回目を迎えた、オリジナル手拭デザインコンテストですが、「干支」というある意味守備範囲の広いテーマにおいて毎年自由闊達なアイデアに出会うのが楽しみです。
古くより、「隠し絵」「判じ絵」のようなトンチの効いたデザインが見る人を楽しませて来ました。
その意味ではグランプリの作品「干支菱ver.2016」は遠目には猿とは見えない柄であるにもかかわらず、しっかりと猿の味が染み込んでいるところに絶妙を感じました。
今後とも、様々なワクワクするようなデザインとの出会いを楽しみにしております。
ご応募いただいた皆様全員に心より感謝を申し上げます。
平成27年9月16日 東京和晒株式会社 代表取締役 瀧澤一郎