■総評
今回で14回目になるオリジナル手拭デザインコンテスト。
注染の特徴をつかんだ力のある作品の応募が年々増えて嬉しい限りです。
多数のご応募に感謝申し上げます。
グランプリの「鶏と卵の花」は、そのダイナミックな構図が、一際映えた作品でした。
卵を梅の花びらに配置したのですが、近づく東京五輪を少し連想させるところもあります。
東京和晒賞の「卵絞りver2017」は、手拭のもっとも標準的な柄である「豆絞り」の豆を卵に置き換えたものです。
シンプルな中にも、鶏とヒヨコがさりげなく居て、もっとも手拭らしい柄で使いみちも多いのではというスタッフの感想がありました。