■総評
猪は普段あまり目にする機会の無いモチーフであるがゆえ、その行動とか生態も限られた見識しか持てないので、どこをどう切り取りユーザーに訴えるかが難しいところだと思います。
その点では花札と唐草模様をあしらった、セリさんの「萩に猪」はグランプリにふさわしいと思います。
常連の yuoさんの「まつてはいられぬ」と山辺文恵さんの「子孫繁栄」は「わかりやすい」デザインであるがゆえ「売れそう」と判断し、甲乙つけがたく、どちらも東京和晒賞とさせて頂きました。
ご応募いただいた皆様ありがとうございました。今後とも東京和晒オリジナル手ぬぐいデザインコンテストをよろしくお願い申し上げます。
平成30年10月5日 東京和晒株式会社 代表取締役 瀧澤一郎