■総評
「うさぎ」と言えば「月」と対になっておりますが、今回は様々な組み合わせを教えて頂きました。
応募作品は、4点と少なかったですが、どの作品も素晴らしく皆様のデザイン力に感激しました。
過去の応募作品でも、「縦柄」はかなり少ないのですが、グランプリの「卯の月」は久しぶりに「天と地」の伸びやかな情景を見せて下さいました。
東京和晒賞の「月逐いし兎」はyuoさんらしい、「渦巻き柄」をまとったうさぎが波と旨く調和していると思いました。月を連珠文に配置し上下を意図的にカットした「のぞき」の構図がより大きな拡がりを感じさせます。
応募して下さった皆様、素晴らしいデザインを見せて頂きありがとうございました。