らくなマスク誕生物語 その4 「夏用マスク」の開発開始!

らくなマスク物語

4月に絶好調だった「さらし生地」も5月になり連休が明けた途端、受注がパタリと止まりました。
4月1日にいわゆる「アベノマスク」が発表され中旬から配布が始まるのと呼応するように、不織布マスクが市中に出回り初め、5月25日に緊急事態宣言が解除された頃にはマスクバブルも崩壊しました。

話は前後しますが、さらし生地が売れていた4月頃から「夏になって熱中症対策でマスクを外したらどうなるのだろう?夏でも着けられるマスクはないものだろうか?」と心配になり、ネットで「冷感マスク」「ひんやりマスク」などを探しては買い、10種類くらい試して見ました。

多くはマスクの素材て「冷感が味わえる」「ひんやり感」があるものを使っていて、確かに多少ヒンヤリするのですが、マスク特有の息苦しさは変わりません。

そこで「いっそマスクの口を塞がず、下部を開放出来ないものか?」と考え付き、さっそく試作する事にしました。

生地はいくらでもありますが、縫製は自分でも出来るものの、時間が掛かるので、布用接着剤「裁縫上手」を使う事にしました。

当初のイメージでは、ベリーダンスのフェイスベールのようなものを漠然と思っておりましたが、実際に試作と改良を重ねて行くうちに、段々と普段使いでも違和感が無い形になって行きました。

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