昨年12月14日に出願した「ミセルンデス」という透明マスクの商標が5月27日に登録され、このたび特許庁長官より商標登録証が届きました。やはり約半年近く掛かりました。
ヒット商品「らくなマスク」も、その前に商標登録を出願していたのですが、こちらは登録に至らずでした。「らくなマスク」の合格確立は80%くらいだと、弁理士の先生は当初から言っておりました。「らくな」も「マスク」も一般名詞でその組合せの名称なのですが「何がらく」については様々な解釈があるので「らくな」と「マスク」を接合した場合、あらたな商標として認めてくれる可能性が大きいというのが見解でしたが、審査官の方がかたくなに「どちらの言葉も一般名詞で組合せても特異性が無い」と主張したらダメかも知れない。とは伺っておりました。ということで、その20%の方が当たってしまいました。
ということで「らくなマスク」は商標登録が出来ませんでしたが、逆に使用することは可能です。何故かと言うと「誰も商標登録出来ない」=「誰が使っても良い」からです。
世の中には色々な商品名がありますが、人気商品の中には、商標登録せずに名称使用しているものも沢山あります。
例えば、近い例ですと、ユニ・チャームさんの透明マスク
●「顔がみえマスク」
というヒット商品がありますが、発表前にすでに類似名称が使われておりました。
●「見えマスク」(NPO西部ろうあ仲間サロン会)
https://www.nakama-saron.com/blank-14
●ヤマキシ「顔みえマスク」
https://www.yamakishi.jp/fs/estore/37834807
いずれも「一般名詞なので商法登録出来ない」ので「自由に使っている」という名称です。
実は、当社も透明マスク「ミセルンデス」の、名称決定には色々悩みました。例えば「ミエルンデス」という名称もアリだったのですが、既に某化粧品メーカーさんが、商標登録されていたのでした。
おまけにもう一つ。「らくなマスク」は商標取れませんでしたが、将来の新商品の為に一つ商標を出願してこちらは登録されました。
こちらの名称は「ラクーネマスク」可愛いでしょう?
いつの日かこの名称を使った新商品を開発・発売出来る日が来ることを楽しみにしております。