不織布マスクより安全で快適な「らくなマスク」のススメ

お知らせ

【概要】

昨今不織布マスクは布マスクに比べ絶対的に優れているようなメディアの風潮であるが、様々なマスクメーカーが不織布マスクの欠陥を補い、より人体に適切なマスクを開発しているのは見逃せない。

不織布マスクの最大の欠陥は、安全面では「飛沫飛散を完全に防げない」という点と快適性・健康面では息苦しさによる「マスク酸欠」と「マスクかぶれ」(皮膚障害)という点である。

この欠陥をカバーする目的で開発された当社の「らくなマスク」シリーズは、その安全性と快適性が高く評価されて、圧倒的なリピーターの支持を得ている。

 

 

●「らくなマスク」の構造(下方吸排気方式)について

「らくなマスク」は、下部を意識的に開放した構造で、呼気の出入りをマスクの下部に絞って行う。

      

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このマスク下部の隙間で呼気が出入りする。

 

らくなマスクの上部は、ノーズワイヤーが入っていて、不織布マスクとほぼ同じ密着度で、多少の隙間がある。

しかし、不織布マスクは、その下部がしっかり顎まで覆われているので、呼気の逃げ場がなく、この上部の隙間から出入りする。メガネが曇りやすいのは、その為である。

同じ隙間があっても、らくなマスクの下部は大きく開放されているので、呼気は下方に抜け、上には殆ど行かず、メガネが曇らず、飛沫も飛散しない。

●飛沫飛散推定図
構造的な見地から飛沫飛散の様子を推定してみた。スーパーコンピューターのシュミレーションと比較して見ると解りやすい。

     

 

黄色:隙間放出 青色:マスク透過
                          不織布マスク              らくなマスク

 

※らくなマスクの表地素材の東レH2OFFは通気性も少なく強撥水加工なので透過飛沫は無い。

 

 

飛沫可視化実験の画像と映像

   

 

不織布マスク             らくなマスク

飛沫可視化システム(カトウ光研)による飛沫飛散映像です。クシャミ程度を想定しております。不織布マスクはマスク上部から飛沫が漏れ、らくなマスクは下方に飛沫を排気していることが解ります。

映像はこちら
●不織布マスク

不織布マスク飛沫飛散映像

 

●「らくなマスク」

「らくなマスク」の飛沫飛散映像

 

★飛沫の経路の割合比較表(推定値)

飛沫の経路 不織布マスク らくなマスク
上部からの飛散 10~20% 0~5%
側部からの飛散 5~15% 0
マスク面透過 0~5% 0
マスク内付着 60~85% 50~60%
下部からの飛散 0 35~50%

数値から見ると、らくなマスクは不織布マスクより多くの飛沫をマスク外に飛散させている。しかし、体の下部に飛沫を落としてしまえば、自分の前面や相手への飛沫の飛散はほぼ発生しない。これが「下方吸排気方式」が飛沫飛散に対する安全性の根拠である。

 

マイクロ飛沫(エアロゾル飛沫)・ウィルスへの安全性

昨今、メディアは「マイクロ飛沫」「エアロゾル飛沫」と言う定義が曖昧な言葉を乱用しているが、ここでは5μmより大きいものを「飛沫」それ未満のものに対して「マイクロ飛沫」という言葉を用いる事にする。
飛沫は、通常飛沫核と呼ばれる固形物の回りに唾液などの体液(水分)が包んだ構造となっている。この飛沫核の大きさが、おおよそ5μmと言われる。

通常の飛沫は、ほぼ水分の固まりなので、重力で落下するが、飛沫核(マイクロ飛沫)は水分が無く空気中に浮遊する。これがいつまでも部屋の中に漂い感染源になるのが問題なのだ。

しかし、飛沫核はいきなり体内から放出されない。放出される時点では水分が殆どの飛沫で、それが乾いた結果、水分の無い飛沫核となる。適度な換気を行えば、放出された飛沫核は問題にはならない。
不織布マスクはこの飛沫核(マイクロ飛沫)に効果的で安全だと報道されているが、マスクの隙間から、もっと大きな飛沫の流出入は防げないので、完全ではない。
ウィルスに至っては、不織布マスクもどのマスクも、小さすぎて防げない。また僅かな隙間でも出入りしてしまう。

だったら、マイクロ飛沫の防御は換気に任せるとして、大きな飛沫をしっかり防御する事が、マスクの安全性に取って重要な事だと考える。

飛沫がどれだけマスク面を透過するかについて、多くのマスクメーカーが「フィルターとしての飛沫補足能力」を強調して99%カットとか言っているが、マスク全体としては、「隙間問題」も含めて総合的に考えなえればならない。

 

また、こと「マスク面の透過飛沫」について、効果的な要因の順番をあげると
(1)マスク素材の通気性が悪いほど飛沫透過が少ない。
(2)マスク素材の撥水性が強いほど飛沫透過が少ない。飛沫は水分の塊である。

(3)フィルターとしての補足能力
となる。
どんなに補足能力が優秀なマスク素材でも、低密度でスカスカなら飛沫は突き抜けてしまう。また、例えばビニールのようにまったく通気性が無い素材は一切飛沫を通過させないというのも解りやすい例である。

 

不織布マスクの問題点「人体への悪影響」

1)マスク酸欠問題
飛沫防止を徹底するために、マスクの通気性を下げ隙間を閉ざそうと考えて出来たのが不織布マスクだ。N95マスクは、更にそれを徹底して、マスクの密閉性を高めている。
布マスクの中でも、この不織布をフィルターとして素材に併用しているものが幾つも開発されている。
しかし、「密閉性」と「息のしやすさ」は反比例する。マスクを着けているのは、ロボットではなく生身の人間である。
密閉性の高いマスクほど、「自分の吐いた息をすぐ吸う」結果マスク内の二酸化炭素濃度は上昇していく。二酸化炭素濃度が上昇すると、脳内の頭血管を最も強く拡張させ偏頭痛を起こす。
更に、暑い時期には、マスク内温度が上昇し「マスク熱中症」も発生する。これも密閉性の高いマスクの欠陥だ。
この問題を間違いなく解決するのが「下方吸排気方式」の「らくなマスク」である。構造的に、密閉性が無く、二酸化炭素濃度は上昇せず、いつも新鮮な空気を吸うことが出来る。また、夏でもマスク内温度が上昇することもなく熱中症にもならない。

 

2)「マスクかぶれ」(肌荒れ・皮膚障害)問題
マスクによる肌荒れには幾つかの症状とその原因がある。
蒸れによる、ニキビ・吹き出物・かぶれ

不織布マスクなど密閉性の高いマスクの内部は、高温高湿で、雑菌が繁殖しやすい。汗による影響もありニキビ・吹き出物・かぶれ等の肌荒れをしやすくなる。

らくなマスクは、マスク内環境も快適でかぶれにくい。また、らくなマスクの内側の手ぬぐい用さらし素材は、柔らかく吸湿性にも優れているので蒸れない。

乾燥

不織布マスクなど高温多湿なマスクほど、外した時に、内部の水分が急に飛び肌の水分も一緒に奪われ乾燥肌の原因になり、カサカサなどを引き起こす。
らくなマスクは、もともと外気に肌が触れているので、外した時も乾燥肌になりにくい。

摩擦

不織布マスクの場合、特に肌との摩擦で肌の表面が削られやすく、かぶれやすくなる。
らくなマスクは、肌に優しい手ぬぐい用さらし素材を使用し、肌へも軽く触る程度なので摩擦かぶれは起きにくい。

【結論】
以上により、「らくなマスク」は、不織布マスクの最大の欠陥「人体への悪影響」を解決するということが理解できたと思う。

らくなマスクの詳細についてはこちらを参照願いたい。
https://rakunamask.com/?pid=155540585

 

 

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