不織布マスクの最大の欠点「マスクかぶれ」を和らげる!

意見

世界標準とも言える、プリーツ形式の不織布マスクは3層構造になっております。
その役割は
(1)外側:最近を含む飛沫をカットする撥水的機能
(2)中間層:空気中の微粒子をカットするフィルター機能
(3)内側:口にあたる部分は柔らく、あるいは湿った空気を吸収(このあたりの記述は会社によりマチマチ)

となっております。当然、マスク周囲からの空気の出入りは多少なりともありますので「このマスクは完全に微粒子などの侵入を防ぐものではありません」のような注意書きが書いてあります。

今回問題にするのは、内側の不織布の吸水性です。「(呼気で)湿った空気を吸収」ということでしたら吸水性のある素材でなければなりません。吸水性のある不織布というと、紙おむつや生理用品に使われているような吸水材(さらには保水剤)が必要ですが、はたしてどうなのか?

そこで誰でも試せる実験をしてみました。
市販の不織布マスクの表と裏に水滴を足らして、水が弾けるかどうか?

結果は、一目瞭然。表も裏も同様に水を弾きます。

ということは、口側のマスクの表面についた自分の飛沫や唾液や水分が、そのまま行き場が無くずぅっと口の周りの皮膚に付いているのです。これが「マスクかぶれ」と言われる、マスクを着けたことによる皮膚障害の典型的な例です。

これを解決するには、どうするか?

一つは「さらしやガーゼなどのあて布」を口とマスクの間に入れると効果があります。あて布も濡れますが、不織布より隙間が多い構造なので、皮膚への負担が和らぐのです。

さらに「夏のさらしマスク」は、湿った呼気そのものを下方に排気し、布自体も柔らかく吸湿性豊かなさらし生地ですので、より皮膚の負担が軽くなります。

「百聞は一見に如かず 百見は一考に如かず 百考は一行に如かず 百行は一果(効)に如かず 百果(効)は一幸に如かず 百幸は一皇に如かず。」です。

是非、未体験の方は、「夏のさらしマスク」をお試し下さい。
お買い求めは、東京和晒「らくなマスク屋さん」からどうぞ!

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